魚の食中毒で有名なのはアニサキスですが、先日タレントの品川庄司さんが8匹も食事の後で出てきてニュースになりました。
お魚いるかな的にちょっと思い出したので、記事にしておこうと思います。
まず、アニサキスというのは以下の魚に多く存在します。
タラ・サバ・サンマ・アジ・サーモン・ホッケ・サケ
そして、イカ(特にマイカ)です。
少し分類すると
青魚(サバ・サンマ・アジ)
北海の魚(タラ・ホッケ・サケ)
です。なぜなのかはわかりません(笑)
釣り人として、上記のような魚は全力で警戒します。
■生魚取り扱いの注意点
1)買ってきた魚でも安全でない、身をよく見る
最近はスーパーの流通経路も変わり、漁師から鮮魚コーナーに来ることもあり、チェックが完全でないことが多く、店内でもこのような張り紙をよく見かけます。短冊などでも表面にくっついている事があるのでよく見てみましょう。
2)刺身にする場合はなるべく薄く、光りを透かして見る
これ結構わかりやすいです。薄く切ることで同じくアニサキスを見つけやすくなります。
3)新鮮なうちに内蔵を取り除く
釣ってきた魚の場合にはすぐに取り除きましょう。
アニサキスは最初、内蔵にいますが寄生主が死ぬことで身の方に移動してきます。その前に取り除く事が重要です。実際、釣った魚の内蔵を見るとアニサキスは高確率で見ることができます。
■アニサキスが除去できない場合
以下の方法で死滅できます。
1)60度以上で数分加熱
2)マイナス20度で24時間~48時間冷凍
つまり、通常の調理方法でしたら安全に魚を食す事ができるという事です。お刺身を食べたい場合は、先に冷凍する方が安全でしょう。
注意したいのは、家庭用の冷凍庫ではマイナス20度になりません。生き残る事もありますので、24時間ではなく、48時間程度置きましょう。
都市伝説的に、ワサビとか生姜と一緒に食べると安全だといいますが、それは嘘ですから気をつけましょう(笑)
正確な情報は以下からご確認ください。
※リアルなアニサキスの写真があります
■アニサキスの驚異の生命力
アニサキスは恐ろしい生命力をもっています。というのを実感した事があります。
私が鮭とばを作ろうと、身を乾燥させた時の事です。一週間経ちそろそろ味見をしようと身をつまみかけた時に動く物体が。なんとアニサキスがまだ生きていたのです!おっそろしい~!この動画がそうです。
アニサキスの症状が出たらのたうち回る痛みらしいです。
釣り人仲間はのきなみ経験があるのですが、私はまだありません(;´д`)
みんなも気をつけましょう!
コメントを残す